6月に入り、宮崎県も本格的な梅雨の時期を迎えました。低気圧の連続、湿度の上昇、日照時間の減少は、心と体のリズムに少なからぬ影響を及ぼします。普段は安定して過ごされている方でも、この時期だけ気分の沈み込み、頭重感、倦怠感、不眠を感じる方は少なくありません。本記事では、梅雨どきに起こりやすい体調変化と、ご自宅でできるセルフケア、そして訪問看護でお支えできることをまとめました。
梅雨と気象病の関係
気圧の変動は、自律神経のバランスに影響を与えると考えられています。低気圧が続くと、頭痛、めまい、関節痛、倦怠感といった「気象病」と呼ばれる不調が現れることがあります。さらに、日照時間が減ることで、気分に関わる体の働きにも影響が出やすいと言われています。
精神疾患をお持ちの方は、もともと自律神経の調整が不安定になりやすい傾向があります。梅雨の時期は、お薬の効果が変わったように感じる、これまで取れていた睡眠が浅くなる、といった訴えも増えてまいります。
心に現れやすいサイン
ご本人やご家族に、次のような変化が見られたら注意のサインです。
・朝起きるのがいつもより辛い、起き上がりに時間がかかる
・食欲が落ち、食事量が減っている
・普段の趣味や日課への関心が薄くなる
・イライラ、不安感、涙もろさが続く
・「だるくて何もしたくない」と訴える日が増える
これらのサインは、主治医にお伝えいただきたい大切な情報です。ご自身で抱え込まず、主治医や訪問看護師にご相談いただければ幸いです。お薬の飲み方は、自己判断で変えず、必ず主治医にご相談ください。
ご家庭でできるセルフケア
特別なことは必要ありません。日々の小さな積み重ねが、梅雨を乗り切る大きな支えになります。
・朝、カーテンを開けて自然光を浴びる時間を作る
・起床・就寝の時刻を一定に保つ
・軽い室内ストレッチや深呼吸を取り入れる
・こまめに水分を取る(湿度が高くても発汗で水分は失われます)
・除湿や換気で、室内の湿度を50〜60%程度に保つ
眠りの浅さが続く場合は、眠れない夜が続く時に ― 睡眠のリズムとご家庭でできることも参考になさってください。
訪問看護でお支えできること
訪問看護ステーション心奏では、梅雨どきの体調変化に合わせて、次のような支援を行っております。
・睡眠・食欲・気分の変化を一緒に確認し、主治医への報告につなげます
・お薬の飲み忘れや飲みにくさをご一緒に整理します
・ご家族の不安や戸惑いにも、看護師の視点でアドバイスいたします
・必要に応じて、関係機関と連携して支援を組み直します
お薬については、服薬管理が難しい時の訪問看護の役割で詳しくご紹介しています。ご家族からのご相談はご家族からのご相談も、お気軽にどうぞをご覧ください。訪問看護の利用の流れや費用は、訪問看護の利用方法・料金についてにまとめています。
早めのご相談を
梅雨の不調は「気のせい」「我慢すれば過ぎる」と思われがちですが、長引くと回復に時間がかかることもあります。少しでも気になるご様子があれば、お早めに主治医、または当ステーションまでご連絡ください。
ご利用中の方は担当看護師まで、新規ご相談の方は下記までお気軽にお問い合わせいただけます。
訪問看護のご相談・お問い合わせ
ご本人様だけでなく、ご家族様からのご相談も歓迎しております。
「自分が対象かわからない」段階でもお気軽にお声がけください。


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